[RISD]苦しくも有意義な1年生時代

デザイナーの卵(?)のデイヴィッドです!

 

またまたRISDについてお話ししたいと思います!
今回お伝えしたい事はRISD生として過ごす最初の1年です。

 

美大によって変わりますが大まかに分けると、1年生から専攻の授業を始める大学と1年生は美術の基礎知識・技術を学び2年生から専攻の授業を受け始める大学に分けられます。
そしてRISDは後者で、2年生進級時に専攻を選ぶシステムですので各生徒は1年間自分が専攻する分野を考えられる時間が与えられます。

 

RISD生は各学期に、主に3つのスタジオ系の授業と2つの一般教養の授業、各授業3単位、計15単位取得し、年間最小30単位取得する必要があります(もちろん例外もあります)。

そしてRISDでは1年生時に受けるカリキュラムを『First-year Studio Program』と呼びます。1年生は3つの基礎技術(スタジオ系)授業を1年間を通して受けますが、この基礎技術の授業が今回お話ししたい内容です。

3つの基礎技術の授業の名前は:

  • Spatial Dynamics (空間把握能力・多角的視点を中心的に鍛える授業)
  • Drawing (デッサン技術を中心的に鍛える授業)
  • Design (デザイン力を中心的に鍛える授業)

それぞれは将来専攻するのがグラフィックデザインであっても、ファッションデザインであっても、インダストリアルデザインであっても絶対的に必要な能力であるというのがRISDの教育方針です。

 

しかしこれらは容易ではなく、それぞれの授業は午前・午後の部と別れていて、午前の部は3時間10分、午後の部は5時間40分、計8時間50分の授業を全員が受けなくてはなりません。

美大なのでもちろん課題を家に持ち帰り、作業し、気づけば夜中の3時という状況は珍しくないです...。1つだけでも頭が破裂しそうなのに、それを3つ、1年間受け続けなければならない大変さは実際に授業を受けてみないとわかりません...。

 

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期末試験中にほぼ燃え尽きてる私です。

 

そして、この作業量に手に負えなくなり1年生後期、もしくは1年生終了時に違う大学に編入していく生徒は毎年、あとを絶ちません(毎年平均5–10人程度RISDを去る生徒がいます)。

 

しかし、これを乗り越えることによって膨大な作業量を捌けるようになり、同時に1年生時の基礎技術授業で培った1つの方面からではなく多角的な方面から物をみるという能力が身につけられ、RISD生は自分が勉強したい分野でその能力を発揮しています。そして何より夜遅くまで友達とスタジオに残って作業するのは楽しいです!(笑)

 

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半徹夜明け子がとる行動です(笑)

 

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Spatial Dynamicsの課題のためのプロトタイプ作成中の様子

 

確かにとてもストレスと感じられるかもしれませんが同時に生徒たちはお互いを支え合って、仲間と共に困難に立ち向かう、とても有意義な時間だと私は思っています!